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紙のラジオ

だから、読者よ、わたし自身がわたしの書物の内容なのだ。きみが、こんなにも取るに足らない、こんなにもむなしい主題のために時間を使うのは分別のない話ではないか。では、さようなら。

作業日誌:170524 - 人は見た目が100割

今日のBGM : Ryuichi Sakamoto - undercooled www.youtube.com 2004年の坂本龍一。この曲は当時エレクトロニカ・ヒップホップの文脈で聞いたんだけど、韓国語のラップは聞いた事なかったのでかなり新鮮だった。 作業日誌 今日もくすりの副作用で体がだるい、…

作業日誌:170523 - Twitterを始めて10年経過

今日のBGM : MADELINE AVA - In the aeroplane over the sea www.youtube.com 普通の女の子がふつうにウクレレで唄ってるって感じでいい。ライブのビデオ見たらマジでその通りでさらによかった。いい声。 作業日誌 朝からもう一個。別の病院。検査アンドおク…

作業日誌:170522 - 個人的な逸脱、猫の好奇心

今日のBGM : Akufen - Seizure Salad [Karat Records – KARAT 57] www.youtube.com こーいう音楽の発明者、オリジネイター、Akufenの新しいEPからの曲です。 Akufenはデビューアルバム『My Way』というかたぶんDeck The HouseのEPだと思うんだけど手法が衝撃…

作業日誌:170521 - 誰が何に向いている?

今日のBGM : Iggy Pop Fun Club - Number Girl www.youtube.com 懐かしいな〜と思いながら作業中に聴いていた。このビデオの映像はたぶんラストライブの映像なのではないだろうか。学生時代に九州から来ていた友達に誘われたバンドで、この曲をコピーした記…

作業日誌:170520 - 同情するなら画材を…/愛の表れとしての仕事

作業日誌 今日は少しマシな気分で絵に手を入れる。絵を描いていていちばん気にするとよくないのは、絵の具の残りに不安になること、絵筆の消耗、キャンバスがもうないこと…要するに絵を描くための画材が不足すること。これはとても精神に悪い。もちろん足り…

作業日誌:170519 - 絵を描くのは怒り/詩とモテたいということばについて

作業日誌 絵を描く作業はかなり苦痛である。そのとき描いている絵が完成してもとくになんの意味もない。金にも(ほぼ)ならない。その成果としての無意味さが前提としてある。 しかし絵は具体的に目の前にある。その出来がひどいという怒りがある。パレット…

作業日誌:170518 - 猫にカメラを/客にはレシートを

作業日誌 朝から検査で病院へ。くったり疲れた。 絵を描く部屋にいるとたまに猫があそびにくる。ほんとうにふらふらと散歩しているついでにやってくるという感じなのだけど、そのときふとiPhoneなんて手に持っていたりすると反射的に写真を撮ろうかなと思い…

作業日誌:170517 - 孤独にいきましょう

作業日誌 私は毎日絵を描いているんですが(not タブレット)絵を描いているといろんなことを思う。たぶんこれはマラソン選手が走っているとき、もしくは禅僧が坐禅しているとき(坐禅しているときに考え事してたら意味ないよというのはおいといて)、もしく…

雑記:今日があれの最後の日

あとになって静かな気持ちで思い返してみると、あのときああ言ったのは、ああ振舞ったのは正気な態度じゃなかったなとか思って後悔するのは、誰かと過ごした独特なあと味だな。 誰かに何かを言ったり何かをしたりするのは、こうやって一人で何かを書いたり何…

雑記:町中撮影者の肖像権侵害と悪口/ヘイトスピーチ判定基準について

headlines.yahoo.co.jp 上記ニュースに対して直接どーこういうつもりはなくて(動画も見てないし、この出来事に他人が介入することなのかどうなのかわからない。情報が一方的で少なすぎるとは思う)ただ二つ連想したことがあるんだけど、一個目は肖像権の侵…

重要な動画:important videos

コンピュータ端末でYoutubeを見ていると関連した動画やお勧めの動画がずらっと右に並ぶ。Googleのアカウントでログインしていると過去の視聴履歴からYoutubeさんが気に入りそうな動画のアタリをつけてきたりするのだが、いつの間にか視聴中に頻繁にあるリス…

雑記:無知であることについて

もう更新されていないブログを巡っていたら面白い文章があった。“50ドルのゲームを逆立ちしたって買えない貧乏人や、無知ゆえに他者の仕事に敬意を払う事、つまりは結局相応の対価を払うという当たり前の事ができない人がクラックコピーで遊ぶのだ。” http:/…

雑記:無人のブログと故人の墓

最近は個人のブログを探して読んでいるんだけどだいたい更新されていない。更新はされていないから無人、空き家って感じなんだけど、かつてそのひとが書いた文章は沢山残されていて読める。更新してないブログは読める墓標みたいなもので、墓参りしながら読…

雑記:美人に向いている仕事

顔が整っていてスタイルもよく、全身が好ましい外見に生まれたということを最も活かせる仕事ってなんなんだろう?美人であるということを特技とすると、どんな仕事に向いているだろうか? というのはふとテレビを見て、「美人」というものの捉えられ方/価値…

雑記:ブラーエとケプラーの交流/問えない問いについて

物理学者の講義をYoutubeで聴いていたら、ティコ・ブラーエが二十年間夜空を観察してつけた記録をヨハネス・ケプラーが二十年間研究していた(その結果、惑星が太陽の周りの楕円軌道上を移動しているという有名な第一法則を含むケプラーの法則を導いた)とい…

雑記:嫌いなものでも懐かしい

今夜はブギー・バックにのせて展開する東京のファッション文化史40年をおさらいする映像を去年見たときに思ったことをTwitterに投げといたんだけど、それをまとめておこうと思う。思ったのは、やっぱ流行やスタイルってそれを作ろうとしてるひとによってでき…

雑記:Squarepusher、当時からすでにノスタルジア/乗り合いタクシー料金計算法/いままで人から聞かされてきたことは…

Shobaleader OneというのはSquarepusherことTom Jenkinsonのバンドプロジェクトなんだけど、Squarepusher名義の曲をShobaleader Oneがバンドとして演奏した曲で構成されている『Elektrac』というアルバムを2017年3月に発売するらしい。 bleep.com で、このア…

雑記:夜になっても遊びつづけろ/一人になっても問いつづけろ

金井美恵子の本に『夜になっても遊びつづけろ』というかっこいい日本語があるんだけど、夜になっても朝になっても遊びつづけて次の日そのままさらに遊ぶという日がたまにある。で、先日久しぶりにそのような状況になった。 朝まで遊んだ友達の家で少し寝て、…

雑記:矛盾すること、自分だけにしかできないこと

人は矛盾する。ひとは自分の行いや考えが矛盾していると気づいても、それをする。それをすることができる。矛盾したことを行うというと悪い意味のようにとれるが、それは違う。矛盾する、ということが人の特殊であり豊かさなのだ。自身の矛盾に気づいても、…

雑記:アインシュタインの言葉…だったっけ

以前Twitterでスーザン・ソンタグが「どっかで読んだ哲学科の学生の言葉だったと思うんだけど…」で引用してる言葉があって、ソンタグもかつて哲学科の学生だったので自分の言葉なのかもしれないけど、カントの純粋理性批判に書かれている時間と空間について…

第18回:思想の正しさを担保するもの/ガイド(標識)としての他人の考え

今週の一曲 今週の一曲を冒頭にもってくればこの音楽を聴き乍ら文章を読めるのでこっちの方がいいかなと思いましたのでやります。 www.youtube.com 武満徹の波の盆 とてもうつくしい 本文 私は私の経験から、ものの善し悪しを個人的に判断する。その判断が、…

第17回:一体感って一体何?

はじめに 八月三日に放送された石野卓球のDOMMUNEでの四時間DJを聴いていたんだけど、現場もTwitterのタイムラインもたいそう盛り上がっていた。そこには一体感(としか言えないもの)が感じられたのと、それと同時にすばらしいものを体験しているような幸福…

第16回:記憶と他人の中の自分、忘れることは死ぬこと

長い時間だけでなく、ある期間を誰かとともに過ごしたということはかけがえのないことだと思うんだけど、なぜかけがえがないのかというとよくわからない。ちなみにかけがえを大辞林で調べてみると 【掛(け)替え】 1)いざという時の準備に用意された同種…

第15回:人を殺すこと

山から落ちたり波に呑まれたり落雷に遭ったりして死ぬのが自然なら、熊に襲われたり蛇に噛まれたり蠍に刺されたりして死んでしまうのも自然で、人と暮らしているなかで人に殺されるのも自然なことなんじゃないかな。それもどうしようもないことというか、人…

第13回:好き、楽しい、という感覚(前半戦)

久しぶりにあった友達や初めて会った人とでも、話す際には普段は何をしているのかを問うたり問われたりする。これは会話の基本的な形式なので、それについて何か思うことはないのだけど(あるけど)それにどう答えるのかはいつも考える。私は普段何をしてい…

第12号:大事な相手が死ぬことのメリット

karapaia.livedoor.biz 数年前に家で飼っていた犬が亡くなったんだけど、その犬は雑種であまり町中でも似た犬をみかけなかった。ところが以前の職場の近くで放し飼いにされている犬がいて、そいつとある日町中でひょっと出くわしたんだけど「あ、ちょっとあ…

第11号:しつけというものについて

しつけというものについて 「社会」という概念を解さない相手に「しつけ」というものが機能したり理解させたり出来るのか?たぶん無理ぽい。なんでお前の言うことに従わないといけないんだ?に答えられない。— S̸ąΐǤσợƑꐕ (@saigoofy) June 1, 2016 ふとしつ…

第10号:誰かに何かを伝えることについて

他人にアドバイスをしたり、アドバイスを求められる機会はあまりないのだけど、たまになにか助言やアイデア、意見を求められた時には何か答えたり自分の考えを述べたりする。それを人はアドバイスと呼ぶ…。まあ自分でもそう言うけど。 で、それとは別に、以…

第9号:「もったいない」は不思議なことば

あるブログ記事より seramayo.hatenablog.com これ、すごく面白く読んだ。読んだ人はどちらの気持ちもわかる(ですよね?)ってとこがいいですね。 確かに僕も似たような状況に対してふと(何も考えずに)「もったいない」のような言葉を使うことがある。マ…

第8号:最近に気づいたことなど - 2016.5.5

最近に気づいたことを書く前に 最近に気づいたことと書いたけれど、実際には以前から暫定的な答えや道のりがあって、最近とりあえずの段階、階段で言う踊り場のようなところに新たに着いた考え、まあ最新にアップデートされたことという意味です。以前と考え…

第7号:人の感じる時間というもの - 2016.1.31

実際のところ時間というもの、時間が過ぎていくことはうまく把握できないものだけど、年月のように時間を「区切って数える」ことで人間はだいたいの目安を得ている。そして人間が生きて死ぬまでのスケールの膨大な事例、統計から「産まれて1年経った人はだい…

他人の死について 1

www.bbc.co.uk 今年7月に珍しいがんで余命2カ月と診断された32歳の熱烈な「スター・ウォーズ」ファンが、特別の計らいで公開に先立ち今月初めに新作映画を鑑賞。そのダニエル・フリートウッドさんが亡くなったとのことです(英語記事) https://t.co/YkmYWBm…

第5号:結婚というものの捉え方について - 2016.1.08

みんな、けっこうふつうに結婚する 私は産まれてから30年を超えますが、驚くべきことに同い年くらいの友人はだいたい結婚している。彼らと久しぶりに会って話すと、結婚していないことについていろいろ聞かれたりする。そのたびにテキトウに答えたりするのだ…

第4号:年末に感じた寂しさについて - 2016.1.1

年末には友達と会うことが多い。私や私の友達にはそれぞれの友達の間に垣根を設けない傾向があるので、いろんなところで知り合ったバラバラの関係性の友達を違った集まりに呼ぶこともよくある。自分がハブ(中継点)となって友達同士を引き合わせて、自分の…

第3号:クリスマスに思ったこと - 2015.12.25

冬は寒い さみしい という言葉は、寒くみえるという意味の さむしい という言葉から来ていると古来トルコより伝えられているとおり、寒い冬は寂しいものですね。みなさんいかがお過ごしでしょうか?僕は元気にしています。 さてこの記事は、以前Ustreamでお…

家族は自分の違ったバージョン

何年か生きてきていろいろな人間を見てきた。多種多様な人間関係のなかで様々な他人を観察してきた。そうした体験を経てあらためて家族(私は独身なので自前の家族はいない。両親のこしらえた家族のメンバーのことです)とそれ以外の人間を比べてみると、家…