紙のラジオ

だから、読者よ、わたし自身がわたしの書物の内容なのだ。きみが、こんなにも取るに足らない、こんなにもむなしい主題のために時間を使うのは分別のない話ではないか。では、さようなら。

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

時をかける少女を見るおじさん

映画『時をかける少女』(2006)がテレビで放送されていたので途中から見た。この映画は10年ほど前に友達の家でも見たのだが、当時はストーリー上の整合性が気になってあまり楽しめなかった。今回はとくに何も考えずに最後まで見た。以下、わたしの物語の解釈…

雑記:MOTHERについて

* * * Wisdom of the World / Mother (NES) Music - Queen Mary's Castle www.youtube.com たまに クイーンマリーは うなされてるんだ。 わるいこを しかりつけるような ことをいって こわい こわい となきさけぶのさ。 そして うたを うたいはじめるんだ…

雑記:絵のうまさ

展覧会や雑誌、ポスターやインターネットなどで絵をちらと見て、デッサンがとれてないとか遠近がおかしいとか奥行きや立体感がないとか思うことがあるんだけど、もちろんこれは気にならない人は気にならないことだ。それと、そのようなことを気にさせない絵…

雑記:更新ついでに日記でも

最近思ったことを書き連ねてみる 私はかなり無敵の人に近いという自負があるんだけど、あまり絶望してないんだよね。望みがあるとも思ってないけど。というのは絶望とか希望とかってたぶん自分の外側にある概念で(見つけたり出会ったりする)じつは自分のや…

「セックスの哲学」について

『セックスの哲学 – 江口某の不如意研究室』 http://yonosuke.net/eguchi/blog/philosophyofsex ここ数日、このページの関連記事をつらつらと眺めていた。非常におもしろいですね。私はアカデミックな場にいたという実感がないので世の学者さんたちがどのよ…